たくましく 直く 明るく さわやかに
We practice education based on four pillars in order to train the three strengths of the head, mind, and body in a well-balanced manner.
About
昭和34年9月、國學院大學理事会は旧栃木市と栃木県内の神社界の設置要請を受け附属高校の開設を決定し、校名を「國學院大學栃木高等学校」と定めました。学校敷地は県立自然公園内の風光明媚な太平山麓の現在地で、12月に山を崩しての整地作業が開始されました。校舎はまず南館(特別教室棟)が翌年4月15日に完成しました。 栃木県知事の設置認可は昭和35年4月11日に交付され、13日には入学式を栃木市中央公民館で挙行し、129名が入学しました。10月9日に普通教室になる本館が完成し、この日を創立記念日と定めました。
高等学校の順調な発展に伴い、一層地域の実情に即した教育活動を行うため、昭和38年に学校法人國學院大學栃木学園を設立して、高等学校の経営を学校法人國學院大學より継承しました。昭和39年には地域の商業教育に貢献するため、高等学校に商業科を併設しました。さらに昭和40年には栃木市片柳町に國學院大學栃木二杉幼稚園を開園、翌41年には栃木県最初の短期大学となる國學院大學栃木短期大学を開学しました。
本学園の母体である國學院大學は、明治15年に創立された皇典講究所をその前身としています。明治15年の開校式の日、初代総裁となられた有栖川宮幟仁親王は教職員・生徒に対し、告諭として『凡そ学問の道は本を立つるより大なるはなし。故に国体を講明して以て立国の基礎を鞏くし、徳性を涵養して以て人生の本分を尽くすは百世易うべからざる典則なり。』と仰せられました。この趣旨は「学問は根本を明らかにすることが大切なのであるから、まず、建国以来受け継がれてきた日本固有の優れた文化・国民性をよく探求・認識し、それを生活に取り入れて人格を磨き、祖国の繁栄はもとより、広く世界の人類・文化のために寄与することこそ日本人として変わることなく目指さなければならない目標である。」ということで、これが時流を越え一貫して掲げ続けられてきた國學院大學の建学の理想であり、また本学園の建学の理想であります。 今や世界文明の様相は刻々に変化進展しています。それを取り入れ、消化し、活用するためにも、この建学の精神はいよいよ必要不可欠のものとなっています。己を知ってこそはじめて他を識ることができるのです。 元國學院大學長芳賀矢一博士作詞の校歌は、この精神を端的にうたい上げており、この建学の精神によって本学園の学問研究と人間教育は特色付けられているといえるでしょう。
Educational Institutions
栃木駅北口から徒歩1分の位置にあり、学生・生徒が電車の乗車待ちの時間や自学自習のためのスペースとして利用できるように建設した施設です。自習フロアの他にも6つの講義室、250人収容のレクチャーホール、330人収容の階段教室、アートギャラリー、短歌資料室等の施設を備えています。
地下1階・地上5階建の書庫棟と第1・第2閲覧室には、約30万冊の豊富な蔵書があり、5人の司書によるレファレンスサービスを行う、国内有数の学校図書館です。
館内には閲覧室が3つあり、オーディオ・ビジュアルコーナーでは映画や音楽を楽しむこともできます。
土器や古文書、過去の人々の信仰に関する資料など、「考古」「歴史」「民俗」を中心とする約4,000点の人文科学資料を常設展示している博物館相当施設です。
学生・生徒の学習の場だけでなく、広く一般の方々にも公開しています。