学長メッセージ
温故創新
~ 地域に支えられ、知を創造し未来へつなげる ~
学長 後藤 正人
本学は、単に知識の獲得だけでなく、教職員と学生とが共に学び合い、既存の知を見直し、未来につながる知を創造する言わば、「温故創(知)新」の場です。
長期にわたるコロナ禍によって、人間の根源的な問題である「豊かさ」の意識に変化が起きました。
こうした時代にあっても、本学の「建学の精神」は、本学で学ぶ者にとって大きな支えであり、令和の時代にも適用する教えとなっています。
本学では、その精神を受け、今の時に相応しい「約束」と「方針」を明らかにしています。
長い歴史と伝統を尊重しながらも、社会が求める地域貢献できる人材の育成を重要視しています。
今後も時代と社会のニーズに即した連携を深め、地域に拓かれ、支えられた大学であり続けたいと願っています。
未来を生きる学生たちに必要な力は、学び抜く力と情報選択能力、そして、それらを支える生活習慣力です。
2年後の卒業の時、栃木市唯一の大学である本学で学んでよかったと心から実感できるよう、4年制大学への編入学、就職など、豊かな人間性の涵養を全教職員一丸となって支援していくことをお約束します。
建学の精神
本学の母体である國學院大學は、明治15年に創立された皇典講究所をその前身としています。
明治15年の開校式の日、初代総裁となられた有栖川宮幟仁親王は、教職員・生徒に対し、告諭を述べられました。
- 告諭
- 告諭の趣旨
これが時流を超え一貫して掲げ続けられてきた國學院大學の建学の精神であり、また本学もこれに倣い、新しい時代に向かって発展させようとする学生を求めています。
四つの約束
建学の精神に基づく本学独自の
四つの約束
- 培った教養を社会生活において活かす人材を育てる。
- 自立した職業人として、主体的に判断する人材を育てる。
- 情報を適切に受けとめ、行動に結びつける人材を育てる。
- 国際化時代を意識し、世界の人々と共生する人材を育てる。
國學院大學栃木
短期大学の学び
主体性を育み、
判断力と深い人間性を育てる
社会で活躍するためには、主体的な判断がよりいっそう重要になってきています。判断を間違えないようにしたり、間違えた判断を修正したりする力は、関連した情報を体系的に深く学ぶことで培われます。
本学では5つのフィールドから体系的に知識を深めます。
ただ漠然と学ぶのではなく「創作」「発表」「実習」「実験」「研究」といった主体性を育むプログラムを多数用意しているので、社会で活躍する力が身につきます。
さらにその社会で、さまざまな立場の人々と関わりをもって共生していくことを考え、多様性を培うのに必要なコミュニケーション能力を伸ばすカリキュラムだけでなく、海外研修や短期留学制度といったプログラムもあり、深い人間性が身につきます。
沿革
1960年 (昭和35年) |
学校法人國學院大學(事務所 東京都渋谷区)は、栃木県知事の認可を得て國學院大學栃木高等学校(全日制普通科入学定員160人)を創設 |
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1963年 (昭和38年) |
学校法人國學院大學栃木学園を設立し、高等学校の経営を学校法人國學院大學から継承 |
1964年 (昭和39年) |
高等学校に全日制商業科(入学定員40人)を設置、普通科の入学定員を240人に変更 |
1965年 (昭和40年) |
國學院大學栃木二杉幼稚園(総定員200人)を設置 |
1966年 (昭和41年) |
國學院大學栃木短期大学(入学定員国文科50人・家政科50人)を設置 |
1968年 (昭和43年) |
短期大学に初等教育科(入学定員50人)を設置 |
1975年 (昭和50年) |
高等学校の普通科入学定員を500人・商業科入学定員を150人に変更 |
1975年 (昭和50年) |
短期大学の国文科入学定員を100人・初等教育科入学定員を100人に変更 |
1983年 (昭和58年) |
短期大学の国文科入学定員を150人・家政科入学定員を100人・初等教育科入学定員を150人に変更 |
1985 (昭和60年) |
短期大学に日本史学科(入学定員100人)を設置し、これを機に既設の科の名称を国文学科・家政学科・初等教育学科に変更 |
1989年 (平成元年) |
高等学校の普通科入学定員を650人に変更 |
1989年 (平成元年) |
短期大学に商学科(入学定員150人)を設置、また初等教育学科入学定員を100人に変更 |
1991年 (平成3年) |
高等学校の商業科を国際情報科に科名変更 |
1995年 (平成7年) |
國學院大學栃木中学校(入学定員80人)を設置 |
2001年 (平成13年) |
幼稚園の収容定員200人を210人に変更 |
2001年 (平成13年) |
高等学校の収容定員を普通科1,800人、国際情報科480人に変更 |
2001年 (平成13年) |
短期大学の収容定員を国文学科200人、商学科を200人に変更 |
2004年 (平成16年) |
短期大学を共学とする |
2008年 (平成20年) |
短期大学の商学科入学定員を60人に変更 |
2009年 (平成21年) |
短期大学の国文学科入学定員を80人・家政学科入学定員を70人・初等教育学科入学定員を80人・日本史学科入学定員を70人に変更 |
2011年 (平成23年) |
短期大学既設の国文学科・家政学科・日本史学科・初等教育学科・商学科を募集停止し、日本文化学科(定員200人)・人間教育学科(定員160人)を設置 |
2012年 (平成24年) |
高等学校国際情報科を募集停止し、普通科にグローバルコース(80名)を設置することにより、普通科収容定員を2,040人に変更 |
2013年 (平成25年) |
短期大学の日本文化学科の入学定員を160人・人間教育学科の入学定員を140人に変更 |
2015年 (平成27年) |
高等学校の国際情報科を廃止 |
2015年 (平成27年) |
短期大学の日本文化学科の入学定員を120人・人間教育学科の入学定員を130人に変更 |
2017年 (平成29年) |
幼稚園を幼稚園型認定こども園に変更 |
2019年 (令和元年) |
短期大学の日本文化学科の入学定員を150人・人間教育学科の入学定員を100人に変更 |
校歌
作詞:芳賀矢一/作曲:本居長世
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1.
見はるかすものみな清らなる
渋谷の岡に大学たてり
古へ今の書明らめて
国の基を究むるところ
2.
外つ国々の長きを採りて
我が短きを補ふ世にも
いかで忘れむもとつ教は
いよよみがかむもとつ心は
3.
学のちまたそのやちまたに
国学院の宣言高く
祖先の道は見よここにあり
子孫の道は見よここにあり
組織
学校法人 國學院大學 栃木学園 |
國學院大學栃木短期大学 | 日本文化学科 | 日本文学フィールド 言語文化フィールド 日本史フィールド |
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人間教育学科 | 子ども教育フィールド 生活健康フィールド |
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國學院大學栃木高等学校 | 普通科 | ||
國學院大學栃木中学校(6年一貫教育) | |||
認定こども園國學院大學栃木二杉幼稚園 |
学校法人 國學院大學 |
國學院大學 | 文学部 | 哲学科 史学科 日本文学科 中国文学科 外国語文化学科 |
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経済学部 | 経済学科 経済ネットワーキング学科 ※令和2年度から募集停止 経営学科 |
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法学部 | 法律学科 | ||
神道文化学部 | 神道文化学科 | ||
人間開発学部 | 初等教育学科 健康体育学科 子ども支援学科 |
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観光まちづくり学部 | 観光まちづくり学科(令和4年4月開設) | ||
大学院 | 文学研究科 法学研究科 経済学研究科 |
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専攻科 | 神道学専攻 | ||
別科 | 別科神道専修Ⅰ類・Ⅱ類 | ||
研究開発推進機構 | |||
教育開発推進機構 | |||
國學院大學北海道短期大学部 | |||
國學院高等学校 | |||
國學院大學久我山高等学校 | |||
國學院大學久我山中学校 | |||
國學院大學附属幼稚園 | |||
國學院幼稚園 |